中世哲学

中世哲学とは本質的にキリスト教哲学です。この時代は大きく二つに分けられます。初期においては、新プラトン主義とキリスト教理との結合が大きな課題となり、西洋の教師と呼ばれたアウグスティヌスがこれに関わります。またこの期間を教父哲学の時代と言います。そして、彼によって確立された教義が、教会主導のもと付属の各学院(スコラ)によって体系化してゆく作業が行われます。これがスコラ哲学です。アウグスティヌスの没年は430年ですが、その後の数百年間、創造的な哲学は生まれませんでした。しかし、12世紀後半十字軍の影響でアリストテレスの著作がラテン語に翻訳されるなど、次々とギリシア・アラビア哲学が西欧社会に流れ込みます。これを統合した人物がトマス・アクィナスです。

ここではそのアウグスティヌスとトマス・アクィナスについてを紹介したいと思います。

 

アウグスティヌス

アウグスティヌスの生涯で注目すべき点は、18歳のときマニ教に入信したことです。マ… Continue Reading

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トマス・アクィナス

アウグスティヌスのあと、「スコラ学の父」と呼ばれたトマス・アクィナスが誕生するま… Continue Reading

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